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月刊コンバーテック2021年1月号に掲載されました

1月25日発行「月刊コンバーテック2021年1月号」の「編集の視線」

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★コンバーティングテクノロジー総合展2021 出展企業に「今」と「これから」を聞いてみた!

:幅広い分野とのビジネスが経営危機回避に有効。リアル展示会の意義を再認識、一定の成果も

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の出展社インタビュー記事に、12月9日~11日、「新機能性材料展2021」に出展した、

当社社長の取材記事が掲載されました。

日本化工塗料の塩田 淳社長に伺いました。

――出展目的とブースでのコロナ感染対策

 当社は、紫外線硬化樹脂フォーミュレーションおよび真空蒸着用塗料をコア技術とし、

コーター塗装からスプレー塗装まで幅広いニーズに対応する塗料メーカーです。

新機能性材料展には2019年から出展しており、継続して参加し続けることが

新規案件獲得等の成果に直結することが過去の経験から分かっていましたので、

今回の出展に迷いはありませんでした。

 コロナ対策としては、当社が所属する関西ペイントグループではしっかりとした行動基準を策定しており、

日頃から十分な対応が取れていました。さらに、今回の出展に当たってのリスク低減のため、

説明スタッフは少人数で固定しました。

 個人的な感想としては、来場者は多すぎず少なすぎず、目当てのブースでじっくり説明を受けられたり、

お会いしたかった大学研究者の方にすぐにご挨拶できたりと、待たされることがありませんので、

見て回る側にとっては非常に快適な展示会でした。

 

――事業の現況および市場の動向

 今回のコロナ禍で、当社ビジネスは自動車産業との関わりが強いことを改めて実感しました。

自動車部品向けの真空蒸着用コーティング剤だけでなく、車載ディスプレイに用いる

フィルム用コーティング剤などの受注も、自動車産業需要の2020年春から

夏にかけての落ち込みに伴って減少し、上半期の業績は低迷しました。

しかし、9月以降、自動車の回復基調と軌を一にして当社事業も盛り返しています。

 

――自社製品・技術のPRや営業方法の方向性

 今回は、コロナ感染第三波とされる時期の真っただ中に開催された展示会でしたが、

明確な目的意識を持ったお客様との出会いがあり、満足のいく成果をあげられました。

やはり、リアル展示会は得るものが多く、今後も出展を継続していく方針です。

一方、2021年は、バーチャル展示会を含めた、ウェブを通じた情報発信にも力を入れていく予定です。

 営業においても、ITの積極活用はビジネススピードの向上につながっています。

コロナ禍の当初はWeb会議システムには不慣れな部分もありましたが、

物理的な移動を伴わずに打ち合わせが可能というメリットは非常に大きく、

もう従前の状態には戻れませんね。例えば、これまでの対面営業の場合、

午前2件、午後2件というスケジュールをこなすのはなかなか大変でしたが、

リモートツールを使えば問題ありません。

 

――ウィズコロナ時代の注力事業

 2021年は、機能性フィルム用コーティング剤の開発・拡販を最重要テーマとして掲げ、

今回の出展品でもあるディスプレイや加飾成形用のコーティング剤においては、

ビジネス上の成果を確保していく時期になると展望しています。

また、当社の強みである、UV硬化技術について、さらなる進化を図っていきます。

コロナの話題で隠れがちですが、環境負荷低減も世界的な喫緊の課題であり、

UV硬化材料を普及・拡大させることは、当社のような塗料メーカーにおいて、

地道に、かつ確実にCO2排出抑制に貢献できる方法だという信念があります。

 なお、当社のUV技術の概要は、「コンバーテック」2020年11月号から21年3月号まで、

5回にわたる連載で紹介していますので、ぜひ、ご高覧いただきたいですね。

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