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ペイント&コーティングジャーナルに当社記事が掲載されました。

ペイント&コーティングジャーナル 2020年 6月 3日号

機能性・UVコーティング特集に

「AGタイプ好調、剥離・密着で差別化/日本化工塗料」

の記事が掲載されました。

 

■AGタイプ好調、剥離・密着で差別化■

日本化工塗料が開発したディスプレイ用UV硬化型アンチグレア(AG)コーティング剤の販売量が伸長している。

「3年前に本採用されて以降、年々売上が伸びている」(担当者)と製品拡充に弾みをつけている。

 機能性コーティング剤を成長分野に位置づけ、AGコーティング剤を市場投入したのは2013年。

汎用タイプの製品が市場にある中、同社が目指したのは、高付加価値化による差別化。

微小球状粒子を採用した薄膜化技術により、カーナビに使われる

高精細ディスプレイのぎらつき発生抑止を実現した。

「ぎらつき」「耐薬品性」「成型加工性」の特長を持つ3製品を揃える他、

ヘーズ調整用のクリアと混ぜることで任意のヘーズ調整が可能。

基材や施工条件に配慮したきめ細かな製品対応が評価を高めている。

今後、同社が需要拡大を期待するのは、ノンシリコーン離型コーティング剤、

加飾フィルム用UVコーティング剤、PPフィルム用プライマーなど。

 離型コーティング剤は、汚染が懸念されるシリコーンを不要にし、

電子機器用途に対応した製品。剥離強度を任意でコントロールできる他、

UV硬化、熱硬化に対応する。また昨年末の展示会でマット調の離型コーティング剤を出展。

光沢の調整が可能で加飾成型用、プリント基板などの需要を見込む。

 PP用フィルム用プライマーは、PPやCOP等のオレフィン系難密着基材に適応する密着性が最大の特長。

3次元加飾フィルムの生産性向上に寄与する他、難密着基材用途での採用が期待される。

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